丸善で平積みになっているのを見つけ、買い求めてスタバに陣取って読む。
柳瀬さんの詳細なまとめで大方内容はわかっていたが、第3章の羽藤さんによる問題点の指摘を読み進め、正直怖くなった。
商魂に囚われた強引さを通り越し、もはや行政的な手続きも機能不全、テスティングなど学問的な裏付けも崩壊(というか、端からない)、民間試験選定の基準もデタラメなど、数々の問題点がバッサバッサと指弾される。
それでも数年後にはこの路線で推し進めてしまおうという「推進派」という満身創痍の巨大妖怪が、ばらばらになりながらもまだ踏ん張り、暴れているさまが浮かんだ。
これだけ完膚なきまでに論破されても、へへぇ〜と居直り続けるのは、政権譲り?
これ、本気で食い止める運動しないと、大変なことになりそう。運動としては、小学校の英語教育廃止より勝算ありそうだけど。