Facebook Post: 2018-06-17T07:59:29

入試へのヨンギノー導入と民間試験活用で、現場の指導が変わるだろうという前向きに楽観する向きがある。

これが楽観的に過ぎると感じてしまうのは、それこそパーマーの苦戦、コミュニカティブの波を受けた「オーラルコニュニケーション」導入、「英語の授業は英語で」などなど、これまで幾度となく高校の英語授業へのテコ入れ策があったにも関わらず、目覚しい変化は生まれなかった歴史的経緯があるから。

民間試験に対応した安直で薄っぺらな対症療法的な指導を求める生徒や保護者、管理職や経営陣を、「四技能を総合的に伸ばすバランスの良い授業を受けていれば成果は出るんです」と胸を張って説得でき、実践もできる教師の割合も絶望的に少ない。

これらを勘案すると、高校で「○○対策」的な授業が激増する気がしてならない。

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