心躍るパネルディスカッションは久し振り。考察は改めて書こうと思いますが、とりあえずの報告を。
柳瀬Yosuke Yanaseさんのコーディネートで、亘理 陽一 (Yoichi Watari)さん、 松井 孝志 (Takashi Matsui)さん、寺沢択敬Takunori Terasawa さんという蒼々たるメンツの登壇者がきっちり各自の守備範囲において、大学入試のヨンギノー化を論破。
英語教育・言語政策的には完全によりどころを失った政策がなぜ強行されてしまうのか。
限られた質疑応答時間で私が言わせていただいたのは、我々が「研究者、教員、保護者、市民」という規程の殻に自分を閉じ込め、自己規制して,しっかり発信することをしないでいると、知らぬ間にどんどん恐ろしい波に流されて言ってしまうのでは?ということ。
うれしかったのは、それに呼応してと言うわけではないが、寺沢氏が、締めくくりの言葉として英語教育界としてのロビーイングを展開し、議員も送り出すつもりで取り組む必要がある、ということを提言したこと。
(でも、会場の反応はしら〜っとしていて残念)
恩師の若林先生も、常々「英語教師のノンポリ紳士振り」に辟易し、自ら「英語週3時間反対運動」に取り組み、英語教育界を代弁する議員を送り込まねばならない、と主張していたことと呼応する。
登壇者のみなさん、お疲れ様でした。
適当な画像がなく、帰りの新幹線の晩酌画像で。