Facebook Post: 2018-12-07T17:34:22

たまには真面目に授業の話。

3,4年生のゼミでは、若林先生の「教わったように教えるな」著作集から学生が興味を感じる記事をつまみ読みしています。

昨日は、「アルファベットが覚えられない生徒」という記事を読んで、文字指導(学習)についての体験を共有したり、話し合いました。

驚いたのは、20名近くいるうち、大文字から小文字ができたということを教わったのはたったの一人、しかもそれは高校の英語コースの授業で、先生が余談として紹介してくれただけ。

そんな状況なので、大文字がどのように小文字へ変わっていったかなど、まったく知らなかったという有様。これじゃ、小文字の形を覚えるのにも苦労する生徒がたくさんいるわけですね。

学生のコメントで鋭かったのは、ネイティブスピーカーの教師で大文字のような字形混じりで板書したものは、読む速度が相当落ちる、という観察というか経験。大文字をよりコンパクトにしようと変化した背景を考えれば、納得できる。

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