講習会午前の一コマを受講し、昼食向けにあらかじめ目星をつけていたつけ麺屋目指して歩いている途中、ひょいと覗いた横町に武蔵野そばという蕎麦屋を見つけました。店構えはいい感じ。値段も気取ってない。
入ると、店の内装はレトロな感じ。おやじさん一人で調理場切り盛りしてて、給仕の姉さんは、なぜか背中の立派な蝶々のもんもんを汗に光らせて、一階調理場と二階の間を階段で上り下りして料理を運んでます。
ランチメニューは、蕎麦とご飯と煮物に、各種天ぷらがついてお得なお値段でしたが、終日のセミナー向けに張り切って吉野家で朝食したら胃がびっくりしちゃったようで、天ぷらという気分になれず、おろしせいろを注文。おやじさんがてきぱき仕事して、蕎麦を切っちゃ茹でてます。しばらくしておろしせいろ登場。
つゆはちょっとあっさりめで、大根おろしに押され気味でしたが、まあ許容範囲。蕎麦は生粉蕎麦ではなく二八のよう。太さにばらつきあってゆで加減に微妙な差があるけど、味はいい。これで800円ならお得。
そば湯に至っては、白濁トロリン状態で、味わい深い。午後の勉強がなければ、危うく蕎麦焼酎割りにしちゃってました。
中野はあまり来たことなかったけど、モダンなショッピングアーケードをそれて裏に入ると、魅惑の世界が広がってます。この街、好きかも。
蕎麦屋を後にして講習会場に戻る間にも、高級鮮魚という看板とは裏腹な、町の汚い定食屋があったり(でも魚は期待できそうな感じ)、いい感じの焼き鳥屋や定食屋、立ち飲み屋とか、いろいろありました。
ガレージのような催事場に店を出していた古着屋の店先に、輸入物の素敵なアロハ発見。講習会後に再訪して購入。
勉強だけでなく、いい買い物もできました。