とんだ災難のせいで報告が遅れましたが、水曜日に学年で実施した、素晴らしい講演と演奏会の報告です。
お招きしたのは、ベトナム民族楽器の竹琴トルンの奏者、小栗久美子さん。小栗さんは東京外国語大学でベトナム語を学び、大学院時代にベトナムへ留学、現地でトルンの師匠から手ほどきを受けたという方。詳しくはこちら。
子どもの頃からなさっていたマリンバ演奏という「種」から芽が出て、中国との演奏交流、英語への興味という枝葉が伸び、それが外語でベトナム語を専攻するという幹に発展し、トルンと出会い、それが人生を左右する出会いとして結実するまでの「縁」、人とのつながり、というお話をいただいた後、トルンの魅惑的な響きを堪能しました。
体育館によってはなかなか響きが良くないこともあるらしいのですが、本校の体育館はとても良く音が響くそうで、トルンの調べもノーマイクでしっかりと響いていました。
最後は即興で子どもたちとのアンサンブル。それぞれのクラスカラーがよく出たパフォーマンスで、どのクラスも即興とは思えないハーモニーでびっくりしました。
とても濃密な会で、うちの学年だけではもったいない内容でした。
聴いてみたいな。