東京学芸大学附属高校演劇部による『リヤ王リア王(竹子よ、指摘ありがとう)』堪能してきました。言わずと知れたシェイクスピアの原作を元に、輪湖洋輔という方が潤色して台本を書いたものでした。
リヤ王以外、三人娘と道化はみな教え子たち。本人からは想像できないような驚くほど冷酷な演技や、授業では聞いたことがないドスの効いた声で迫力満点だった意地悪娘の演技、あんなに戯けられるんだというくらいのしなやかな道化役、性格も声もはまり役の末娘の演技。演技と在校時代の回想が行ったり来たりしちゃいました。
結構畳み掛けるような矢継ぎ早のやり取りが続く芝居でしたが、みな見事にこなしていました。
演出も、能のミニマリズムとジャポネスクでブリティッシュな原作設定を包み込み、衣装も黒を基調にスッキリまとめ、光と影を効果的に使い分けて、王の赤いマントとの対比を引き立てていました。
影といえば、途中で何度も役者が能面をつけ、影役の付き人が台詞をいう設定も面白かったです。あの時は面をつけている役者のマイムも上手でした。
随所にウィットとユーモア溢れる台詞が散りばめられていて、悲劇ながら何度も笑える場面がありました。
舞台がはねたあと、残って卒業生を直接ねぎらいたかったのですが、それほどゆっくりもしていられなかったのが心残り。でも、教え子たちの誇らしい演技を観せてもらって、とても幸せで充実した気分で会場をあとにしました。
最後になりましたが、気を利かせてチケットを取り置きしてくれた長女の松子さん、ありがとう。
今日は観に来てくださってありがとうございました!あ、それと…リア王ですわ、先生。by竹子
ん?リア?リヤ?
ともあれ、松竹の扇子ワーク良かったですよ。
梅子が登場してフランス柄の扇子もビックリ。
扇子はよく練習したのでそう言ってくださると非常に嬉しいです(^^)あの扇子は一部の部員がアクリル絵の具で
塗りました!…途中で送信してしまってすみません笑
先生ありがとうございました!!お会いしたかったです…
道化メイクもなかなか似合ってたでしょ(笑)
パンダちゃん、可愛かったですよ。道化だけに、土台とお顔と同化してました。
おあとがよろしいようで(笑)