Cultural Conversationという、フィンランド人と外国人学生が12時間分のミーティングをして、そのレポートを提出すれば単位になるという授業に準じる活動に参加しています。
毎回自由に会話してもいいし、どこかに出掛けて何か体験しながら交流してもよいという、なんだかつかみ所のない自由な授業です。
フィンランド人学部生の女の子と、コソボから来ている大学院生、それに私の3人でほぼ毎週会って話をしています。
今日のミーティングでは、結婚式の話題になり、日本の結婚式について、しきたりやおもしろい慣習を紹介したり、コソボ出身の仲間から話を聞いたりしました。
コソボでは結婚式の時に参列者が銃を持ってきて、お祝いに実弾を空に向けて撃ちまくるという信じられない話を聞いたのですが、調べてみたら外務省の海外安全情報のページにも出ていました。
これはコソボではなくセルビアのセクションですが、
「祝事(結婚式,正月)などの際に,一般市民が祝意を込めて銃を発砲することがあります。空に向け発砲し,落ちてきた弾丸で負傷することがありますので,近くで銃を発砲していたり,銃声を聞いた場合には,近くの店舗等屋根のある安全な場所に避難してください。」
と。
今日の会話でも、実弾を使うのか?って確認したら、実弾だというので、落ちてくる弾に当たったりしないのかと思っていましたが、やはり当たれば怪我するんですね。
コソボのセクションには結婚式については触れられていませんが、年末年始について注意があります:
「年末年始には一般市民が祝意を込めて銃を上空へ発砲することがありますので,近くで銃声を聞いた場合には,落下する弾丸で負傷するのを避けるため,近くの店舗等の屋根のある安全な建物内に避難してください。」
こういう風習があるなら、空砲を売り出せばいいようなものですが、実弾がいいんでしょうね。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_175.html