総裁選祭〜組閣ショーについての呟き

スガのおっぼり投げ以降の総裁選は、国民の意思がほとんど反映されない、内輪のお祭りにすぎないのに、マスコミはそれにかかりっきり。

アソーに至っては、「これは総裁選という名の派閥抗争だ!」などとヤクザの出入りみたいなゲキ飛ばしてるし、普段は派閥ごとに票を統制している各派閥も「今回は自主投票」だなどと、妙竹林な言葉が飛び出たり。そもそも個人の意思に基づかない「自主ではない」投票なんて、意味あるのか?

野党の求めに応じて臨時国会はガンとして開かないくせに、内輪の派閥抗争に奔走し、総裁選の結果が出ると、それを受けて首班指名のためだけに国会を開くという、もう末期症状。

総裁選決定直後の岸田氏のスピーチで、自分の特技は話を聞くことだ、なんて話にガッカリ。総理大臣になろうという人の特技はそれだけ?ま、この「話を聞く」ってのも、耳を傾ける相手は、国民ではないってことね。

ほとんどの御用聞き垂れ流しマスコミは、こういうことばっかり報じて来ている。実はこれ、自民党としてはとても巧妙な作戦で、この間、マスコミは国会に関する報道はないもんだから、もっぱら自民党のことばかり報じる。それすなわち、近々実施される総選挙に向けての、効果絶大な広報活動になる。しかも、タダ。

組閣についても、ああだこうだと報じられているが、ガラクタ箱ひっくり返してそこらの新人と混ぜこぜに並べ直したみたいな布陣。あれ?この人、疑惑後に姿くらましてたんじゃ?とか、この人、誰?みたいなのとか。それにしても、甘利を幹事長に据えるって、志位さんじゃないけど、アマリにもひどくないか?でもまあ、たった10日の内閣だから、いいのか?

こういうことは国民はすぐ忘れちゃうんだろうなぁ。それを見透かして、自民・公明陣営は、コロナが下火で落ち着いているうちに総選挙を、などと算段してる。

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