為政者による違和感を感じる言動

この記事を読んで感じたこと(有料会員記事ですが、紙ならどこかで読めるでしょう)。

「次のターゲットは教育」 密告恐れる教師 崩れた理想

世の中がおかしな方向に流され始めるとき、その流れを企てる為政者の言動は怖いほど共通してる。

二階氏じゃないが、これじゃ他山の石どころか、鏡に映った姿を見ているような気分になる。

一部引用しておきます:

昨年6月末に施行された香港国家安全維持法国安法)は「学校などで国家安全教育を展開する」と定める。親中派は、通識科を「批判的思考」に偏りすぎで、「国家意識や愛国心」をないがしろにしていると批判。同法を使って民主派を締め付けるのに加えて、子どもたちが反政府デモに加わるなど「国家の安全を脅かす」存在にならないように育てる狙いが透ける。

 ある教育関係者は「国安法の次のターゲットは教育だ」と話す。教師が子どもに質問されて「多様な」見方を示せば政府の教育方針に背くことになり、政府から警告書が出る。田さんは、教職員組合にあたる香港教育専業人員協会の副会長でもあり、この数年、教育現場への圧力が強まっているとの声を聞いていた。「一部の学校では、上からあまり敏感なことは取り上げないよう指示が出ていた」という。

政府の立場のみを教えることへの批判について、国安法導入を決めた全国人民代表大会(全人代)常務委員会のメンバーで、香港政界の重鎮の譚耀宗氏は朝日新聞の取材にこう答えた。「子どもが自分の国についてより理解を深めるのは当然のことだ。すべての国が国民教育を行っており、特別なことではない」

カテゴリー: その他教育, 学校, 政治 パーマリンク

コメントを残す