朝ウォークで聞いていたラジオ番組で、イスラエルと英国のワクチン接種事情を聞いていて、我が国の状況を振り返り、なんとも言えない哀しい気分に。
【音声配信】特集「ワクチン接種が進んでいるイスラエル、イギリスの新型コロナウイルス事情」新田朝子×小林恭子×荻上チキ 2021年4月8日(木)放送分(TBSラジオ「Session」平日15時半~)
長く続いている悪夢の自民腐敗政権下で、「やってる感」だけで済ませてきたツケが一気に噴出している感じ。
恫喝や忖度など無縁のウィルスには、さすがの政権も為す術なしなんだろうな。
今年度は大学も基本的に対面授業再開という態勢で開始するが、これは多分に、一部世論(というより、ツイッターを中心に表明された不満)を受けて、萩生田大臣が大学に対して強力に要請したことを受けてのこと。
果たして、人数も多く、社会的にも行動範囲も自由度も高い大学生が狭いキャンパスに集まって授業をすることで、感染拡大につながらないのか。これまで構築された自分の知見と、文科省・大学の判断の間のギャップを埋めるのが苦しい。
せめてワクチンが行き渡るまで待てないのか。
そんな折、大阪での感染再拡大を受けて危機感を持った東京緑のタヌキが、都内の大学に対してオンライン授業を要請したらしい(日本経済新聞「都、大学にオンライン授業要請へ 学生からは戸惑いの声」)。
自分が担当した授業の範囲では、一部実技を伴う授業(授業実演など)では若干の制約はあったものの、Zoomを活用したリアルタイムの授業で、対面にも大きく引けを取らない内容の授業だったと感じるし、学生からの反応も良好だった。上の記事でも、学生の戸惑いと不満の声が報じられているが、何も不便被っているのは大学生だけじゃない。
これまでの政府の対応も、この二週間が勝負だ!とか、とても近視眼的対応が多かったが、この問題を乗り越えて行くには、年単位の覚悟が必要だと思う。
政府の無策・愚策に新型コロナウイルス感染症は長引くばかりです。1年前にしっかりとやってたら、今頃は飲み屋も大学も普通にやってたのでは?と思います。
隣県の方は東京に来ないで下さい、と緑の都知事が言ってましたねぇ。隣県から都内へ通う淡路さんは一体どうするんでしょう?