中華なウェアラブルデバイスたち

授業もすべてがリモートになり、自宅から出ることが少なくなって、かなりの運動不足。そこで毎朝1〜1.5時間程度散歩することに。

IMG_3089せっかく歩くのならばと、最初はiPhoneのアプリを使って散歩の記録を取っていました。一定の距離ごとに歩行距離や平均速度などを音声で報告してくれるのはいいのですが、歩きながら聞いているオーディオブックとかラジオ番組がそのたびに聞こえなくなってしまうのが鬱陶しくなりました。

そこで、音声プログラムと干渉しないように、トラッキングは廉価な中華製のスマートウォッチ(スマートバンド)にやらせてみるべく、大人のおもちゃを買い求めてみました。使ってみると不満点なども出てきて、欲を出して少し高機能なものを買っていくうち、3つも並んじゃいました(汗。

これらのデバイスには、GPSを使って移動経路を記録する機能や、心拍モニターや睡眠モニターなどの機能が付いてます。最新のAppleWatchの最高機種には血中酸素濃度モニターも搭載されましたけど。

最初に買い求めたうんと安いスマートバンドは、Xiaomi Mi Band 5という細くてコンパクトなもの。Xiaomiは中華ブランドでもスマホなどのデバイスで有名です。これ自体にはGPSは搭載されてませんが、Bluetooth5.0でiPhoneと通信して、そちらのGPS情報を使ってトラッキングしてくれます。なので、iPhoneを一緒に持ち歩かないと行けません。

それはいいとしても、画面がどうしようもなく小さい。老眼で、しかも歩きながら確認するにはしんどすぎました。

次に買い求めたのは、Xiaomi系列でウェアラブルデバイス部門のHuamiという会社が出しているAmazfitブランドの、AMAZFIT BIP S。これはGPS搭載、50m防水でプールでも使用可能、反射式ディスプレイで常時表示も可能。バッテリーの持ちがよく、公称値は1回の充電で30日間の使用となってますが、流石にそれは無理でしょう。使い方にもよりますが、1週間くらいは充分持ちそうです。

ただ、この機種も、画面は広いものの解像度はそれほど高くないので、細かい文字になると屋外で確認するのはあまり見やすいとは言えません。

そして次に目をつけたのが、同じくHuamiの Amazfit GTS。BIP Sよりも前の発売ですが、画面解像度はほぼ倍の解像度でサイズも若干大きめです。BIP Sがセンサーの数や画面の質を落として廉価にしたのに対して、GTSの方が価格は高めですが高機能です。

画面についてはGTSになってからほぼ申し分なし。トラッキングの精度も他の機種やiPhoneのアプリと同等の精度です。ただし、バッテリー消費を抑えるためか、通常はGPSを捕捉しておらず、トラッキングが必要になるときに電波を探しに行くのですが、これに多少の時間がかかります。

寝るときはコンパクトで邪魔にならないMi Band5をつけて、アラームをセットして手首のブルブルで朝の目覚ましにしてます。散歩のときはAmazfit GTSをつけて出掛けます。しばらくは日中もそのままつけっぱなしにして様子を見てます。

午後の眠い時間帯にアラームをセットしてちょっと午睡をするときなど便利。あとは、メールやカレンダーの通知なども、ほぼ同時に手首のデバイスに表示されるので、ちらっと確認できるのもグッド。意外と使えるのが、同じ姿勢で作業し続けているのを感知して、立ち上がって身体を動かすよう通知してくれる機能。

こうして手首のデバイスに慣らされてくると、これまでまったく食指が反応しなかったAppleWatchにもちょっと興味が湧いてきます。

これら3つの廉価なウェアラブルデバイスにはなく、AppleWatchで実現できる機能としては、

  • CellularやWifiによる独自の通信機能
  • 音声データなどのストレージ
  • アプリのインストールによる機能追加
  • 他のAppleデバイスとの親和性

などが挙げられますが、ほぼ毎日充電しないと実用に供さないというバッテリーの持ちの悪さを含み置いて、果たしてこれが大きな価格差に見合うかどうか。近日中に銀座のストアへ他のデバイスの持ち込み修理に行く予定なので、うっかり買っちゃわないように気を付けねば。

 

 

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