フィンランドの祝日と旗日

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フィンランドでは、休日扱いの祝日と、いろいろなことを記念する旗日が別になってます。先日Facebookで紹介した、Roneburgの誕生日もそうした旗日の一つです。

旗日には街のあちこちに誇らしく国旗が掲揚されます。自国の「国旗」について、何のわだかまりも引っかかりも感じないところは、うらやましさを感じます。

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2月28日は、フィンランドのKalevaraという民族の生い立ちなどを歌った叙事詩の記念日でした。

Karevaraはまだ「つまびらかには読んでいない」のですが、フィンランドの絵画などで叙事詩の場面がモチーフになっているものがあります。

フィンランド語の授業で習った「雷」を意味するukkonenという形容詞も、この叙事詩に登場するUkkoという神様の名前にちなんでます。

Elias Lönnrot(日本語Wikipediaでは「リョンロット」と記載されてますが、どうなんだろ?)という医師が、いったんは失われかけていた伝説や伝承の価値を見いだし、足を使って丹念に集めてまとめたものだそうです。こういう人物がいると、文化がきちんと継承されるんでしょうね。

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