#CLIMATESTRIKE

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シロクマさんも駆けつけてました。

9月20〜27日にかけて、世界中で気候変動対策を訴えるストライキが行われて、フィンランドでも首都ヘルシンキ以外に、タンペレやトゥルクなどの大都市で行われました。

ヘルシンキの日本大使館からは、27日に各地でストライキが予定されているので、注意を呼びかけるメールが配信されてきました。文面からは、なにやら暴動か騒乱扱い。

 周囲の状況に十分ご注意の上,慎重に行動してください。
 当地報道によれば,9月26日(金)午前10時から午後2時にかけて,気候変動対策を訴える大規模なデモがヘルシンキ市内国会前のほか,エスポー市,オウル市,ロヴァニエミ市,タンペレ市及びトゥルク市を含むいくつかの都市で,計画されています。
 フィンランドの治安情勢は良好ですが、人混みの中などで不測の事態が発生する可能性も排除できません。暴力に巻き込まれたり、スリ等の被害にあうことがないよう、周囲の状況に十分ご注意の上、慎重に行動してください。

.pngその一方で、Helsinki Timesが現地紙Helsingin Sanomatの記事を伝えた内容によると、ヘルシンキ市当局は、生徒たちが気候変動対策を訴えるストライキに参加できるよう対応を求める指示を市内の学校に通達したそうです。

日本であれば、恐らく真逆の対応をするであろうところ、まさに市民としての判断や意思表示を大事にする教育を実践していることに感動しました。

午前の授業が終わってすぐ、クラスメートと連れだって市の中心部で行われていたストライキ(というか集会)に出掛けてみました。

大使館の心配とは裏腹に、実に平和的な集会で、いろいろなスピーカーが次々とステージから思いを訴えかけていました。残念ながらほとんどがフィンランド語だったので、知ってる単語を拾ってつなぎ合わせてもどうにもなりませんでした。

参加者は若者だけでなく、成人市民や子連れのお母さんなども多く、ほのぼのとした集会でした。

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