真夏に極寒(!?)の図書館で1日頑張ったので、夜は市中心部の人気ピザ店Napoliでひとり慰労会。午後8時なのに並んでる!このタンペレで、行列。並ぶのは、Pyynikkiカフェのドーナツ以来。システムがよくわからんまま、とりあえず最後尾に並ぶ。
しばらくして不安になり、すぐ前でものすごい高速Finn会話を繰り広げる女子三人組にAnteeksi?と声をかけ、英語で「これって、ただ並ぶだけ?それとも名前か何か、書くんですか?」と尋ねると、三人が瞬時に英語に切り替わり、これまたあれやこれや口々に英語で答えてくれた。ただ並んでりゃいいだけらしい。Kiitos!とお礼を言うと、ニコッとして、次の瞬間、また高速Finn会話へ。こういうさりげなさと英語のクオリティがすごい。
案内されるまで27分、目の前のKFKを傍受して知ってる単語探しに興じつつ、待つ。
席に通され、基本のキ、マルゲリータとビール大を注文。がんばってFinn語で展開したけど、「トッピングのニンニクつけますか?」で頓挫、降参、Pardon?と英語落ち。その瞬間、お姉さん英語にスイッチ。
取り敢えずサラダバーとビールで待つ。テーブルクロスは定番の赤白のチェック柄。内壁はちょっと年季の入った塗り壁。往年の六本木シシリアを思い出す。落書きはないけど。
サラダバーには、キャベツの千切り、レタス、キュウリ、ハラペーニョのピクルス、コーン、オリーブなどと、ドレッシング三種。パンも自由に取れる。コーヒーもあり。
ピザのためにサラダは控えめ、パンは我慢。まだか?と時計を見ると既に35分。すると、時計を確認したのを見計らったように、マルゲリータ到着。もしかして、ピザ持ったまま、客の様子伺ってた?
サラダバー横には、でっかいアルミホイルが置いてあり、客は勝手に好きなだけ切ってピザを包んで持ち帰れる。あ、向こう側にKFK女子三人組が写り込んでた。
日本のピザと違って、切れてない。ナイフでカットして食すシステム。うん、イタリア系の大家さんご推奨の通り、ケバブ屋が出すなんちゃってピザとはわけが違う。
クラストは薄いがフチはカリッと香ばしい。トマトソースとチーズの塩梅も、フレッシュバジルの香りもいい。トッピングのニンニクのみじん切りは別添え、パンチ効いてる。結構な大きさだったけど、パクパク、ペロリ。
19.70€、約2400円也。