ラップと言っても、音楽ではなく、料理に使うフィルムの方です。
こちらに来る前に、フィンランドのラップはとても使いにくいとウェブで読んでいました。買って使ってみると、確かに使いにくい。
まず、箱がやわで、すぐにぐにゃぐにゃになるので、カットするときに踏ん張りがききません。フィルム自体も日本のものより柔らかで、スパッと切れません。ときどき上手く切れると、妙に達成感を感じてしまうほど。フィンランド在住の日本人の間では、無印良品のラップケースを使うと使いやすくなるとか、ハックもあるらしいです。
で、その話をフィンランド人の先生たちとランチしたときに話したら、確かに扱いにくさは同意してくれたものの、余計なプラスチックゴミが出るし、二人ともあまり使わないということでした。
え、じゃ、トマト半分使って、半分取っておくとき、どうするの?と尋ねたら、一人は皿に伏せてそのまま冷蔵庫へ。まあ、確かに切断面だけは皿に接しているから、ラップしているも同然かも。もう一人は、そのまま食卓に出しておけば、旦那が食べると(笑)。
あまり使われてないから、不便も感じず、改良がなされないのかもしれません。