下宿から大学へ行く途中にあるので、日常の一部になりすぎてなかなか足が向きませんでしたが、Museum Cardを入手していつでも何度でも行けるようになったので、少しずつじっくり見てみることにしました。
かつては市の反対側にある市立美術館内に併設されていたムーミン美術館が、駅から徒歩数分のところに新たに建てられたコンサートホールも併設された複合施設内に移転してきました。移転前の美術館には17年前に行ったはずなのですが、あまり記憶がありません。
フィンランドの美術館や博物館では自由に撮影OKというところが多いのですが、ここはごく一部を除いて撮影禁止。なので入り口の写真しかありません。
内部には、原画、模型展示の他、アニメ作品を鑑賞できるスペースやアトリエもあります。いっぺんにすべてを見ると疲れてしまいそうなので、今回は原画だけをざーっと見て回りました。音声解説や模型展示などは次回以降に見ることにします。
ショップは建物共有のホールにあるので、入場券はなくても利用できます。
展示されていた原画のうち、体型や顔つきの変遷を示す展示や、北欧らしさを感じさせる配色の色付き原画が印象に残りました。
日本人のお客さんも多いので、日本語による解説も完備していて、日本人の係員も常駐しているようです。
帰りはコンサートの終了とぶつかり、ロビーは大混雑でした。
日本人の係員が常駐とは素晴らしい!何せ、日本での人気は高いですからねぇ。飯能にもムーミンの家やら出来ましたもんね。
あちらは大変な混雑と待ちだとか。こちらは、こちらの基準で「混んでいる」状態でも、日本人的にはとても空いていますので、ゆったり観覧できます。