フィンランド語の音とリズムに耳を慣らすのに、部屋にいるときは地元のラジオ放送FUN Tampereをネットラジオで垂れ流しにしてます。
コマーシャルでは日付や曜日、電話番号の数字などがたくさん出てきて聞き取りの練習になったり、授業で学んだ単語がチラリと出てきたのをキャッチできたりすると、わずかながらも進歩が感じられて励みになります。英米のヒット曲に加えて流れるフィンランド語の音楽もいい感じです。気に入ったのはiTunesストアから購入したりしてます。
何度も繰り返し出てくるフレーズは、ゼロ(nolla)って数字が入っているので、きっと局の周波数89.0を含むコールなんだろうと当たりをつけて調べてみたら、pisten nolla(point zero)はすぐにわかったんですが、89に相当する部分がどうにもわからない。そのまま数字を並べれば、kahdeksan-yhdeksanのはずなんですが、まったく違って聞こえる。そんなに長くない。
フィンランド語の教室で、先生に聞こえるままを真似して質問したら、それは89を砕けた言い方をして、Kasi-ysiと言っているんだとすぐに教えてくれました。これって、日本語の九九で、「八九」を「はちきゅう」とは言わず、「はっく」と言うようなもんか。
あー、すっきり。”FUN Tampere, kasiysi pisten nolla, eniten musiikkia.”