申請までこぎ着けるすったもんだは「人間の証明への長い道のり」で書きましたが、Identity Cardが準備できたという連絡が警察からSMSで入りました。言っていたとおり2週間かかりました。
こういう連絡が、警察からSMSで来るあたりがIT先進国って感じがします。
早速警察署に出向き、パスポートを提示して受け取ってきました。Residence Permitと同様クレジットカードサイズで、デザインも同じようなカード。
顔写真の画像やそのホログラム、申請時のサインが表示され、ICチップが埋め込まれています。
写真は申請の前に街の写真屋で撮影してもらい、コードを受け取ってそれを付けて申請するようになっています。写真現物の受け渡しは不要です。
“NOT FOR TRAVEL”とあるのは、フィンランド国民であれば、このカードがロシアなど一部地域を除く欧州圏の旅行ではパスポート代わりになるためです。外国人の場合にはその機能はつきません。
このIDカードを銀行へ持参して提示することで、ようやく開設しておいた銀行口座でオンラインバンキングが利用できるようになりました。早速フィンランド語講座の受講料など現地銀行への振り込みを済ませたり、郵便アプリなどにもユーザ登録することができました。
ようやく、identityが確立した感じです。