フィンランド語はまだきちんと系統立って学習してないので、偶発的な学習ばかりです。
今日も、学部事務室を訪ねたら、電気が消えていてドアに張り紙が。
kokousってのが「会議」というのは学習した気がしましたが、それがkokouksessaって語尾変化されちゃうと、見たことない語に見えちゃいます。
グーグル先生によれば、「会議中」ってことらしいです。
ウェブで検索してみると、名詞の変化は何とこんなにたくさん、ややこしそうなのがあるみたいです。taloってのが「家」という意味の名詞なんですが、英語の前置詞や、日本語の助詞のような独立した語を使うのではなく、名詞自体が意味に応じて格変化するようです。
主格 (nominative) talotalo-t 「家(が)」
属格 (genitive) talo-ntalo-j-en 「家の」
分格 (partitive) talo-atalo-j-a 「家(を)」
対格 (accusative) talo-ntalo-t 「家を」
様格 (essive) talo-natalo-i-na 「家として」
変格 (translative) talo-ksitalo-i-ksi 「家に(なる)」
内格 (inessive) talo-ssatalo-i-ssa 「家の中で」
出格 (elative) talo-statalo-i-sta 「家の中から」
入格 (illative) talo-ontalo-i-hin 「家の中へ」
接格 (adessive) talo-llatalo-i-lla 「家で」
奪格 (ablative) talo-ltatalo-i-lta 「家から」
向格 (allative) talo-lletalo-i-lle 「家へ」
欠格 (abessive) talo-ttatalo-i-tta 「家なしで」
共格 (comitative) talo-i-ne 「家とともに」
具格 (instructive) talo-i-n 「家によって」
(「フィンランド語の名詞の格」より引用)
もう、「なんじゃこりゃぁ〜〜」って感じです。上の例では格変化部分がわかりやすいようにハイフンで区切ってありますが、実際にはハイフンは使われません。
英語苦手な中学生が、不定詞の3用法とか、現在完了の完了・経験・継続・結果とかでイヤになっちゃう気持ちもよくわかります。