フィンランド語の勉強したり公衆サウナを楽しんでいるばかりではなく、一応研究に向けての準備も進めています。
来芬前から、タンペレ市の学校コーディネータとコンタクトを取り、学校訪問や授業参観に向けて準備を進めてきました。
フィンランドでの教育が世界で脚光を浴びて以来、「フィンランド詣で」という言葉が生まれるくらい学校見学のお客さんが押し寄せているらしく、タンペレ市でも学校訪問を希望するグループは申請の上、来校にはある程度の費用負担が求められるそうです。私の場合は、個人なので運良く無料です。まあ、それだけグループでの詣でが多いのでしょう。
6月初めにはフィンランドの学年が終わってしまうというタイミングの悪さにもかかわらず、授業を見せてくれるという先生も複数見つかりました。いわゆる進学校とか付属学校ではなく市井のフツーの学校のようで、指導助言者の先生もより実際の姿を見られるだろうと言っていました。
タンペレ市の学校で研究を行うには、学校見学も含め、申請許可をする必要があります。研究者の情報や所属先の情報、どのような内容の研究か、個人情報保護に関する配慮事項などの必要事項とともに、研究計画書を添付して、すべてオンラインのフォームで申請可能になっています。
逆に言うと、きちんと申請さえすれば、研究のためのアクセスに便宜を図ってくれるシステムになっていて、このあたりにもフィンランドにおける実践と研究をベースにした教育推進の体制が垣間見られる気がしました。
添付のスクリーンショットは英訳したもので、オリジナルはフィンランド語です。
追記
申請登録して数時間後には、自動で次のようなメッセージが届きました。
Hei,
tutkimuslupahakemus: “Class Observation and Comparison between Finnish and Japanese EFL Classrooms” on siirretty eteenpäin valmistelua ja päätöksentekoa varten. Tämä viesti on lähetetty tiedoksi myös tutkimuksesi yhteyshenkilölle kaupungissa sekä tutkimuksesi ohjaajalle, jos kyseessä on opinnäytetyö. Tämä on automaattinen viesti eikä sen vastaanottaminen edellytä toimenpiteitä.
Tietojohtamispalvelut
tutkimus@tampere.fi
下は、参考のGoogle翻訳ですが、冒頭のHeyは誤訳です。フィンランド語でHeiはDearに相当する丁寧な呼びかけです。
Hey,
study permit application: “Class Observation and Comparison between Finnish and Japanese EFL Classrooms” has been moved forward the preparation and decision-making. This message has been sent for information to the contact person in your research and your research supervisor, in the case of a thesis. This is an automated message and the receipt of required measures.
Information Management Services
tutkimus@tampere.fi