Kotikunta

住民登録に相当するフィンランド語で、kotiがhome、kuntaはmunicipality「郡」、つまり自分の居住登録場所をどこに置くかということ。

こちらに到着後、パスポートや在留許可カードを出して住民登録事務所に出向いて在住者登録しようとしたら、おまえのカードはA(更新可能)だから、必要なら一時的なものではなく、永続的な登録もできるが、どうするか?と。

そんなことを急に窓口で言われても判断材料もないし、教育や医療などの社会保障を受けられるというメリットの反面、日本に国籍を持ちながらフィンランドにも住民登録することのデメリットもあるはずなので、思案していると、とりあえずは一時登録をしておくから、永続的な登録に切り替えたければまた来いと。

いろいろな人に聞いてみた結果、フィンランドの税務当局はかなり鋭く厳しいらしいので、実質的に医療保障を受けるためにkotikuntaを取るのは、もし徴税された場合を考えるとリスクが高いから、やめた方がいいと判明。

それにしても、単に1年間研究にやってきた外国人にそんな好待遇をするというのは、つくづく太っ腹で幸せな社会。

参考(英語)

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