空港からタンペレまでの鉄道は、途中1回乗り換えがあるものの、エレベータもあって問題なくInterCityに乗車。でも、食堂車の二階席に予約したのは失敗でした。重いスーツケースを二つ、狭い階段で上げ下ろしするのが難儀でした。
タンペレ駅のホームには、受け入れ校で何かと面倒を見てくれる教育学部教員スタッフのひとり、Raisaが迎えに来てくれていました。スーツケースを車に納め、駅隣のスーパーで買い物に付き合ってくれたあと、事前に大学から鍵を預かってくれていたアパートまで送り届けてくれました。
このアパートは、海外や遠方からの来訪者用に大学が所有している市内の家具付き物件のうちの一つで、日本で言うワンルーム、こちらではStudioというタイプ。とはいえ広さは充分で、スチーム暖房が24時間入っていて寒さはまったく感じず、室内ではTシャツでも充分快適。大学や駅まで徒歩十数分の立地、光熱費ネット接続すべて込みで月650ユーロ(約8万1千円)。
ただし、規程により最長利用は3ヶ月までなので、月には民間のアパートへ引っ越す予定です。
それでも、不動産の契約や光熱費契約のためには銀行口座の開設が必要になるので、そういう煩わしさなしで到着後すぐに入居できたのはとても助かりました。