残念なジニアス

銀座のジニアスバーで残念エクスペリエンス。

IMG_5023.JPG数週間前には、電源まわりがやられたと思しき2008年のMac miniを持ち込んでなす術無しという診断。今回は、付け根から断線したMacBookAir13の電源アダプタの修理が可能かどうかを確認しに。

まあ、おそらくは対応できないって言われるんだろうけど、ジニアスバーのサービスの精神と質を試す意味でもダメ元で持ち込み。

昼どきは混んでるかと思いきや、意外とそれほど混雑してない。その割りに、4階エレベータの降り口では後から降りてくる客が先に対応されて見過ごされ、2組も飛ばされて不愉快。

そこに持ってきて、タメグチ風の若い兄ちゃんの対応にもイライラ。

「本体のシリアルは?」とか(だから相談の内容はアダプタの断線だってば!)、「単体で購入したものではない?」とか(当然予備のアダプタ買ってるし、どっちが本体付属品か区別して使わんだろが!)、どうでもいいことばかり確認された挙句、「これはもう十年以上も前に購入したobsoleteな製品なので」とか余計なことを言い並べ(んなこたぁ、モデル番号見た時点でわかるだろが)、結局は新品を購入いただくしかありません、という何ともトホホなジニアス振り。

まあ、使い込んで味が出る品物でもないし、古い製品のことなどかまってられないのもわかるけど、ジニアスなどと自称するクセに、モノを直すという精神のカケラも感じられない姿勢は痛く残念。せめて、アップル製品を大事に長く使っていただいてありがとうございます、くらいのお世辞を言えば、気難しい客だって少しは気が和むというもの。

結局、AppleCareの手厚い保証期間内の製品でないなら、わざわざ取りにくい予約の都合をつけて、長年愛用した古い製品を修理に持ち込む価値は、ジニアスバーにはもうはやない、ということか。

ガッカリしながら銀座を後にして、有楽町まで歩いて行くと、数日ぶりの青空が慰めてくれましたとさ。

うちには半田ごてないんだけど、誰か直してくれないかなぁ〜、とダメ元でつぶやいてみる。

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