iPhoneXSに機種変更してから、それまで愛用してきた指紋認証が使えなくなり、仕方なくFaceIDを使い始めた。
指紋認証はホームボタンに指を置いていればよかったが、FaceIDではFaceTimeカメラに顔が収まっていなければならないので、コンビニなどで端末を差し出すときは意外と不便。
逆に、家で台所仕事しながら認証しようとすると、指紋認証ではちょっとでも指が濡れていたりするとアウトだったので、その点では便利かも知れない。風呂上がりの指紋認証も、指がふやけていてほとんどアウトだった。
コンビニのレジも発展途上のためか、店舗によって構造がいろいろ。認識部分がお客に向けて斜めになっていればFaceIDでもやりやすいが、垂直上部を向いていると、下手をするとかざした端末をのぞき込まねばならない場合もある。これ、結構間抜けな構図。
さらに、レジの構造が、端末を縦にかざすより、横向きにかざす方が楽な場合、端末が横向きになるので顔が認識されない。もしやと思って、顔を横向きにのぞき込んだら即座に認識されて、店員さんと目を合わせて笑ってしまったこともあった。
暗いところも苦手。店舗では暗いと言うことはないが、夜にタクシーを利用したときのこと。QuickPayに対応しているのでiPhoneで支払おうとしたところ、暗い車内ではカメラが顔を認識してくれない。運転手さんが室内灯をつけてくれてようやく認証できたということもあった。
朝目を覚まし、ベッドの中で寝転んだままFaceIDで認証しようとすると、まったくうまくいかない。きっと、朝で顔がむくんでいるからだろうと思っていたら、近視の眼鏡をかけていない状態なので、顔と端末が近すぎることだと判明。
仕草として、顔認証は指紋認証より「やりました」感が得にくく、本当にちゃんと認証してくれたのか不安を感じる部分もあるが、その点はアップルの言い分を信じれば、顔認証の方が強力なのだとか。