三浦文彰×辻井伸行 デュオ・リサイタル

紀尾井ホールで、「三浦文彰×辻井伸行 デュオ・リサイタル」を楽しんできました。確か、一年くらい前に同じ場所で聞かせてもらったのはソロ公演だったかな。

前半では、まず三浦君による無伴奏ヴァイオリン・パルティータ。専門的なことはわかりませんが、複数の弦を巧みに同時に鳴らし、まるで1本のバイオリンで弦楽重奏を聞いている感じがしました。続いて、辻井君(と三浦君が呼ぶので君呼ばわりで失礼)によるベートーベンの月光。繊細な部分や力強い部分を全身を使って鍵盤を叩き、とても迫力のある演奏でした。

今回のメインは、「雨の歌」と名がついているブラームスのバイオリンソナタで、とてもしっとり静な感じの曲。交響曲にありがちな、ぐっと盛り上がってドーンと終わる感じではないので、メインの曲の終了時には「ブラボー」の掛け声をかける場面ではありませんでした。

アンコールに応えて、若い二人が仲良く肩を組んで出てくる様子はとても微笑ましく、喝采を受けて何やら二人耳元で相談し、出入りをするところは可愛らしくもありました。

最後のアンコールでは、まさかのあの曲(前の大河ドラマのテーマ)。この曲の最後で思わず「ブラボー」炸裂。

今回は楽屋に会いに行ってきました。中学生の頃は私よりずっと小さかったのに、追い越されてました(そりゃ、成長するよね、私は縮む一方だけど)。

また次の機会を楽しみにしてます。

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