Sony WH-1000XM2(ノイズキャンセリングヘッドホン)

気温も随分と低くなり、自転車で風切る耳が寒いので、高級な耳当てを間違って買った振りをして、オーバーイヤータイプのヘッドホンを購入しました。2017-11-24 13.57.40

Bluetoothによる無線接続で、ノイズキャンセリング機能がついた、ソニーのフラッグシップモデル。

従来、Bluetooth接続のワイヤレスタイプのイヤホン・ヘッドホンでは、音質面が課題でした。この機種は、LDACという高音質のコーデックに対応したことにより、音質が向上しました。「ハイレゾ級」というのが売り文句だけあって、音質は充分満足できるレベルです。

ノイズキャンセリング機能も、これまで使っていたBoseのQuiet Comfort 20iに勝るとも劣らないパフォーマンスです。こちらの方は元々のヘッドセットが耳を覆うタイプなので、遮音性も高くなっているので、ノイズキャンセリングの効果もより強く感じられます。

欠点としては、かさばること。常時着用か、首に下げておくという手もありますが、専用ケースに入れて持ち運ぶと、弁当箱くらいのスペースが必要です。それと、冬場はいいとして、夏場は暑そうです。汗かきの私は特に心配です。

とはいえ、短所はそれくらいで、バッテリーの持ち(連続再生30時間)も、音質もまったく不満ありません。

アプリと連動して、環境や動作に合わせてノイズキャンセリングと周囲の音のバランスを調整してくれる機能もありますが、私は基本的に電車で移動中に使い、歩くときには使わないので、あまりご利益を感じません。

電源ボタンと、ノイズキャンセリングの切替スイッチは左のユニットの親指がくるあたりに配置されて使いやすいです。

右のユニットでは、音楽の再生・停止、曲送り・戻し、ボリュームの調整がジェスチャーでできるようになっていて、これがとても便利です。ケーブルについたコントローラだと、位置を確認するのに手間取りますが、右のユニットをスワイプしたりタップすることでコントロール可能なので、とても簡単で手間がかかりません。

さらに便利なのは、クイックアテンションモードという、一時的に音楽とノイズキャンセリングを停止し、周囲の音をマイクで拾ってヘッドセットに流してくれるモード。右のユニット全体を手のひらで覆うと、クイックアテンションモードになります。これも、ちょっと店で買い物したり、車内検札に対応するときに便利。

でも、そのジェスチャーが、例の議員経費の使い込みが発覚し、号泣会見を開いたとき、すっとぼけるのに耳に手を当てていた姿とちょっとダブるのが気になるところです(画像)。

あ、もう一つ欠点が思い当たりました。せっかくウールのハットを買い、気に入ってかぶっていたのに、こいつのせいでそれがかぶれなくなりました。

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