週末は、水球のインカレで筑波大の応援に相模原まで行ってきました。
もう息子は引退して出場していませんが、「筑波の水球」ファミリーの一員として、声を振り絞って応援してきました。絞り過ぎて今日は声がほとんど出ませんが、幸いまだ授業は始まっていません。
結果は堂々の準優勝。選手権こそ惜しくも逃しましたが、これまで観てきた4年間で、いちばん手応えを感じた日体大との対戦でした。筑波のディフェンスがよく機能して、これまではあまり見られなかった日体大の選手のパスやシュートのミスが目立っていました。
私がここまで筑波の水球に惚れ込んで応援しているのは、単に息子がお世話になって育てていただいたと言うだけではなく、水球についてのビジョンとミッションがしっかりしているからです。
ただ勝つために優秀な選手をかき集めて強いチームを組むのではなく、選手やチームを育てつつ、水球の裾野を広げるための社会貢献もしっかり行っていて、国立大学ながらも(偏見か?)常に全国上位に君臨しているというのは素晴らしいことで、応援せずにはいられません。
夏の間は、選手たち自ら計画を立ててキャラバン隊を組み、遠く九州や広島、京都大阪名古屋など、各地の高校で若き選手たちの指導に回ってきていました。こういうことを学生たちが計画して実行できるのも、ビジョンとミッションのなせる技だと思います。
準決勝で筑波と対戦した新潟産業大学のチームは、監督が筑波大出身の青柳勧さん。近年着実に選手の力を伸ばし、早稲田を下して三位になりました。
こうした筑波の水球の流れを汲む勢力が台頭し、日体を追撃する秒読みが確実に始まっていると実感することができた大会でした。これからが楽しみです。
会場で、同じく筑波出身で、リオ五輪でポセイドンジャパンの守護神として活躍した棚村選手を見かけたので、息子がお世話になっておりますとご挨拶かたがた、ミーハーにも一緒に写真撮ってもらいました(w