今年度も無事終了しました(画像は講習とは無関係です)。
昨年度も今回と同じ「英語リスニング教材作成デジタルテクニック」というタイトルで実施しました。技術的には良い意味で「枯れた」内容で、AudacityとHot Potatoesを使ってリスニング課題を作成し、オンラインで公開するまでを扱いました。
昨年度の教訓を踏まえ、あらゆる想定外な反応や行動(想定できてちゃ想定外じゃないじゃん)にも対応できるよう工夫をしましたが、それでも実習を伴う内容のワークショップでは、早い人遅い人、習熟度もまちまち、求めるものもいろいろなので、アンケートを拝読すると、反省させられることも多いです。
ただ今年度は、ゼミ受講生で都合がつく学生にアシスタントとして入ってもらったので、とても助かりました(もちろん、ただ働きではなく、自腹で謝礼を出しました。あ、大学もお弁当は支給してくれました)。
先日の語研基礎講座でも聞いて驚いたことですが、最近の学校現場では、指導力向上のための講座に参加するにも、有給休暇を取って参加しなければならないんだそうです。世知辛い世の中です。
で、今日その話を枕でちょっと触れ、まさかと思って、免許更新講習じゃそんなことないですよね?と振ってみたところ、な、なんと、免許更新講習でも有休を取って参加しなければならないのだとか。思わず怒りを覚え、興奮して脱線するところでしたが、辛くも我に返って講習を続けました。
教員が指導力向上や見識を広めるため、絶えず努力をしなければならないことは認めます(免許更新の制度がそれについてどの程度役立っているかは不明です)。が、そのための費用や時間的負担は、本来雇用者がきちんと提供すべきです。
それを、講習の予約から費用負担(万単位ですよ!)まで受講する教員に押しつけておきながら、労働者の権利である有給休暇まで取らせるというのは、言語道断です!!!
と、私がこんな下らぬブログで一人興奮していても事態はどうにもならないんですけどね。
帰り道、西台駅前のコンビニのような店で水分を購入したら、レジの投げ売りカゴの中で、パクチー風味の薄塩せんべいを見つけ、迷わず購入しました。帰宅してじっくりと味わってみます。
これで夏休み中に、企画や講師を担当するイベントはすべて終了、ようやくちょっとひと息つけます。