本日のデザート

今日も、西日暮里での朝のお勤めを終え、ランチまではシアトル系のカフェに潜伏してお仕事。

ランチは、大手不動産会社の名前を冠した高層ビル地下のパスタ屋で。隣席にはその不動産会社社員と思しき社員二人、すべてを掌握したような口ぶりの偉そうな会話が続く。

食後のデザート代わりに、偉そうな会話を思い出して考えた。

何でもお見通しみたいに聞こえて偉そうに聞こえる原因は、やつらが偉そうだってばかりじゃないことに気がついた。

彼らの世界では、我々教師が相手にするような、予想不能だったり、理不尽だったり、何の得にもならないような、汗やほこりや涙にまみれたことがほとんどない。約束が尊重される大人の世界だから、自分の無能さや至らなさを悔やみ思い悩む必要がないんだってこと。

企業経営者が教育に乗り込んできて、大なた振るって大改革みたいな話がよくあるけど、あれも根っこは同じ。そういうことが見えてない、見る必要も感じてない、だから大なたでバッサバッサやってもなんとも思わない。逆に、そういうことにチマチマクヨクヨしている教師に対して彼らは苛立ちと蔑みすら感じる。

まあ、そういうことかな、というのが、本日の後味悪いデザート。

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