これまで何度か前まで行きながら、あまりの行列に恐れをなして退散してきたかき氷専門店。
今日は西日暮里で朝に用事を済ませ、10時頃に行ったら、な、なんと、店外に数名の行列。店内は満席。こんなに多くの人が、朝っぱらからかき氷を食ってるとは。
いちごジャムがどばっとかかってるのが売れ筋のようですが、ここはやはり、愛知の瀬戸の黒糖ミルク氷と厳正に比較検討するため、同じ品物に。お値段は1000円。
並んでる人がいるのに、無遠慮に写真撮りまくっている奴らとか、かき氷が供されてるのに、あれやこれやとアングル変えて撮影に夢中な奴ら(どっちも一眼レフ首から提げた同一女子二人組ですが)が鬱陶しい。それに、なんだか繁盛しすぎてお客の扱いがちょっとぞんざいになっていると感じた時点でもうバイアスがかかってたかもしれませんが、一口めで瀬戸に軍配。まあ、こちらも悪くはないのですが、やはり雲を食べるような感触と、黒糖とミルクのかかり具合が違います。
ひみつ堂さんのポイントとしては、黒糖が別添えで出され、自分で適宜スプーンですくいながら食べるので、蜜の濃さを調整できること。もう一つは、きなこがかかっていること。さらにもう一つは、写真にもある通り、賽の目にした寒天が添えられていること。これを蜜とともに口に放り込んだり、氷りに載せて食べたりできます。
まあ、大して並ばずに入れたから良かったですが、炎天下に行列したり、わざわざ整理券もらって戻ってまで食べる程のもんじゃないかな、という感想。