実はこのイベントの立役者の一人がうちの父親であることもあり、うちの佳太と弥生も二人とも出場してます。
大学の相撲部から力士を呼んできて、東西それぞれ赤ん坊を抱いたり揺らしたり、それでも泣かないときはお面などの小道具も使って泣かせ、より大声で泣いた方が勝ちという相撲。もちろん、勝ち負けはどうでもよくて、子どもの健やかな成長を祈念するイベントなので、土俵入りに先立ち、浅草寺のお坊さんによる法要もある(うちの子たちのときは、坊さんがボーイスカウトの先輩だった)。
土俵の四方には改め役と称する人が座っていて、時折物言いをつけてみたり、力士の交代にかこつけて「無気力相撲」による力士交代を言い渡してみたり、盛り上げ役を務めている。その一人、もの言いつけているのがうちの父親。
この日は、泣き相撲の由来となった歌舞伎の団十郎も来ていて、私が到着する前まで土俵に上がっていたらしい。うちの甥っ子と妹はちゃっかり一緒に記念撮影させてもらったそうだ。
終わってから、高校時代アルバイトしていた葵丸進で天麩羅のお食事。赤ん坊がいるということで、座敷が空くのを待っていたら、今は社長になっているやはりボーイスカウトの先輩が降りてきてばったり。会うのはほとんど20年ぶりかも。ありがたいことに、割引してくださいました。