小市民的な連休を過ごしているとき、テレビでパクチー栽培の番組をしていて、その関連で越南料理の話題になり、探したところ、家からそう遠くない八千代市に怪しげな店があることを発見。電話して営業していることを確認し、予約して出発。
到着すると、口コミにある通り、知り合いの家の庭先から掃き出し窓を上がる感じ。普通の住宅のダイニングに当たる場所に4卓ほどのテーブルがセットされていました。上がるとキッチンのカウンター越しに店主のママさんが予約のテーブルを指して案内してくれました。
注文を取りに来たのは、息子さんとおぼしき丸顔の男の子。部屋に飾ってある小学校で描いた作品の名札から、小学校6年生と思われました。かいがいしくお手伝いし、きちんと料理の説明などもこなしていました。
フォーとバインセオのランチを注文。最初は焼きそばを頼んだのですが、注文が立て込んでいて、フォーがお薦めですと男の子に言われるがまま注文を変更。
まず、サラダと生春巻き、揚げ春巻きの載ったトレーが供されました。程なくメインディッシュ到着。
特筆すべきは、パクチーに加えて、ドクダミの葉も供されたこと。日本の越南料理屋では、なかなかドクダミまで供するところはありません。ベトナムでは普通に出てくるんですけど。
デザートも付いて950円はお値打ちでした。ベトナム珈琲もオーセンティックでこくのある味わいでした。
ママさんはとても気さくでお話し好きで、日曜にはバインミーもやってるので、また来てね、と。
東京まで行かずとも、本格的な越南料理がいただける店を発見できて、大きな収穫でした。