確かに「国賊」という表現は相当辛辣だけど、数々の嘘隠蔽改竄捏造で国を社会を壊した政治家に対する批評としては、村上氏の発言は至極真っ当である。
しかしそれに対して、「党員たる品位を汚す行為」だと党内から批判が出て、処分に至ったらしい。
批判をする側の「党員」たるや、これまでその嘘隠蔽改竄捏造を熱心にサポートしてきた上に、今回の統一教会との癒着問題でも党役員が代表質問でぶったまげるような大嘘ぶっこいている有様。
一体どっちが「党員の品位」を恥ずかしてめているのやら。ま、批判する側が守ろうとしている「党員の品位」ってのは、その程度のものなんだろうけど。
これと相前後して、「隣の大陸から」発言に関連して渦中の高市氏の発言にもたまげた。報道などによると、高市氏を情報ソースとして挙げた地方議員について、「大切な自民党の来年の（選挙の）候補予定者なので」、もう真偽の議論はやめにしたい、と高市氏は述べたという。
真偽の議論をやめにしたいと、自分が言える立場にあると思っている感覚がすごい。ま、テレビ局を「停波」で脅すくらいだから仕方ないか。さらに、問題を自党の選挙候補者の保身とすり替えてしまうところもすごい。もう、感覚が狂っているとしか言いようがない。
こんな人物が首相に祭り上げられたら、それこそ「悪夢」の再来に違いない。