昨年度までは、学部の教員が分担し、それぞれの担当実習生だけ訪問していたのですが、今年度は、英語教職課程担当者としての責任として、すべての教育実習生の実習校を教職担当者で訪問し、授業の参観指導をしようという方針を打ち立て、同僚の靜さんと二人で分担して訪問してきました。
今年度は北海道や東北、中部地方など遠方の学生については実現しませんでしたが、群馬、埼玉、東京、千葉、長野など関東甲信越の実習生をカバーすることができました。
実習校を訪問して授業を参観すると、実習生それぞれの課題もさることながら、教職課程についての今後の課題も発見することができて、時間と交通費をかける価値は十分にあると感じました。現場の先生方からのいろいろな情報を聞くこともできるというメリットもあります。
また、実習校が高校の場合には、今後の本学への進路PRにもなります。だいたい母校が実習校になるので、教えている学生たちのふるさとや母校の様子もわかり、家庭訪問のような要素もありました。
来年度はさらに周到に準備を進めて、文字通りすべての実習生を訪問したいと思います。