ワシントンDCの管制設備の電源トラブルで、ニューヨークエリアの空港は離陸ができず大混乱。私の便も、遅延に続く遅延の挙げ句、フライトはキャンセルとなり、やむなくAmtrakでボルチモアに向かうことに。米国では、Greyhoundのバスには乗ったことがありましたが、Amtrakは初めてでした。
手続きをする乗客で、顧客対応窓口には長蛇の列。でもよくあることなのか、トロくて一生懸命さも感じられない窓口の対応にも、みなさんイライラせず、大人しく並んでいました。
そもそも、週末のせいか朝の便から軒並みオーバーブッキングが発生していて、係員が列車も含むルート変更に応じてくれる引き替えに、500ドル相当の旅行クーポンを進呈すると呼びかけていました。
結果的にはさっさとそれに応じていれば、クーポンをもらって、そう遅くならない時刻に到着できていたかも知れませんが、こんなにひどい影響が出るとは想像できませんでした。
搭乗ゲートでは、仕事上がりでボルチモアまで帰るユナイテッドのクルーたちと仲良くなったのですが、彼らは次のDC行きの便に切り替え、そこからタクシーに相乗りしてボルチモアまで帰ることにしたそうで、親切にも私もお誘いしてくれました。
しかし、肝心のDC行きの便が飛ぶ保証もないし、飛んだとしても管制設備のトラブルはDCで発生していたので、すぐに着陸できる見通しもないので、少しでも確実そうなAmtrakを選択し、丁重にお断りして列車に切り替えることにしました。フライト記録を確認したら、無事飛んだようですが、DCの到着予定が18:30過ぎと出ているので、Baltimore到着はかなり遅くなると予想されます。
それにしても、これだけ不便を被って、時間もかかる列車に切り替えられて、航空チケット代は一切返金なしというのは腹が立ちますが、もう暴れる元気もありませんでした。