日本語でやろうよ

2015-07-15 21.25.51仕事終えてから私が馳せ参じる頃は、SEALDsの若者たちがメガホンで率いているから仕方ないのだけど、かけ声のうちいくつかは、正直なところちょっと一緒に声出す気になれないものもある。

「なんか自民党感じ悪いよね」ってのは、どうもしっくりこないので、唱和しない。だって、「感じ悪い」どころじゃない。極悪非道です。若者流の皮肉なのかもしれないけど、50過ぎのおっさんは付き合わない。

「ヤツらを通すな」って意味の”No pasaran!”はスペイン語だから放っておくけど、どうしても気になるのが、”Tell me what democracy looks like?”

democracyが目に見えるのかどうかはさておき、”democrasheee”って大声で言われると、思わず振り向いて指導したくなってしまう。

もともとの日本語である「みんしゅ しゅぎって なんだ?」と同じ拍数で、英語でもキレイにリズムに乗るためには、democracy (oOoo)って語を4音節でちゃんと強弱つけて言えるかどうかがポイント。でも、かなりの人がcraの部分で余計な母音挿入をしてしまうため5音節になっちゃてて、苦しい。

ラップ好きの若者たちは上手く乗れるんだろうけど、一般大衆、とりわけ中高年はそうはいかない苦しい状況。いっそ日本語でいいと思うんだけど。

なんてこと気にしちゃうのは、職業病か。

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