「安保法制めぐりジブリ高畑勲監督が静かに警告「日本人の体質は戦前から何も変わっていない」を読んで
実体験をもとに、「ズルズル」と流される逃れられない国民性について、冷徹な考察と鋭い予見にハッとさせられます。
平和憲法によって、ともすると「ズルズル」ザザ〜〜ッと、ある方向へ急に流されてしまうことなく、これまで来れたんだと思います。
自衛隊の存在によって、「戦力の保持」は既成事実化していますが、でもその「ズル」というところで踏ん張っていられるのは、その次の防波堤があるからこそ。
それを外そうとしている今の流れは、何としても食い止めねば。
考えてみれば、堂々と戦争できる国に戻りたい勢力にとって、それほど目の上のたんこぶ的な存在であると言うことは、それだけ危険な「ズルズル」に対して、大きな抑止力を持っているという証です。