過保護かと思いつつも、娘の入学式に参列してきました。不思議な縁と偶然で、私や家内がとてもよく存じ上げお世話にもなっている先生に教わることになったので、ご挨拶も兼ねての出席でした。
仏教系の大学なので当然といえば当然ですが、入学式もきちんとした仏教式で行われていたのがとても印象的で、大変気に入りました。
壇上には校旗と仏旗だけで日の丸はなく、普通は日の丸が鎮座している正面には、ご本尊代わりの南無阿弥陀仏という掛け軸があり、その前に祭壇がありました。
入学式に先立つ仏前法要では、在学生が献花や献灯、献香を行い、オルガンの生伴奏で合唱部学生のリードで仏教讃歌の合唱の後、合掌礼拝をしました。私自身は東本願寺系の式に慣れているので歌などやや異なりましたが、「国旗」に礼をしたり、歌いたくない「国家」斉唱で口を噤んでいる精神的苦痛がなく、また高圧的な「礼っ!」なんていう号令も一切ない、自然体で臨めるとても佳い式でした。
これから娘がお世話になるにあたり、安心のスタート。よろしくお願いいたします。