Facebook Post: 2021-03-21T07:39:07

対策を練る専門家集団の内部事情。

そりゃ、状況把握のすべ(検査と情報集約)が当てにならないんじゃ、なすすべなしだろうな。恐ろしや。

以下引用ーーーーー

感染の実態わからぬままの対策づくり
 ――分科会で、政府のコロナ対策はどう議論されているのですか。

 「実はメンバーが感じている一番の障壁は、感染の実態がよくわからないことです。たとえば、クラスターの情報が個人情報保護法の制約なのか、自治体レベルで止まっていて国に入って来ません。厚生労働省の役人たちは新聞を見てクラスターを把握していました」

 「個人情報をきちんと保護した上で分析に使える集約の仕方があれば、もっと速く分析し、どこで問題が起きているか、わかったと思います。感染対策をしている店は感染率が本当に低いのかも実はよくわかっていません。代表的な事例を細かく調べるだけにとどまっているのです」

 ――手探りで感染対策をしているようなものですね。

 「専門家会議のころから、ずっと改善の提言を出しているのですが、変わりません。感染対策を作るのに必要な情報が入ってこないのです。ウイルスのゲノム情報もその一つです。国が情報を集約すれば、変異株がどうだといった議論もできるのですが、自動的に入ってくる形になっていない」

 「接触確認アプリ『COCOA』は個人情報を保護するために位置情報を使わないものになっています。もし位置情報が使えればクラスターの把握はもっと容易になっていたでしょう」

 ――政府が「Go To トラベル」を前倒しで実施し、感染が拡大した昨秋も続けたことが警戒感の薄れにつながったのでは?

 「昨年7月の分科会に『Go To トラベル』は何の相談もなく、いきなり議題に入ってきました。どこまで変えられるかもわからず、政策として決まったものとするしかなく、感染拡大がステージ3になったら停止するという条件をつけることになりました」
https://digital.asahi.com/articles/ASP1Q7394P1NUHMC004.html?iref=pc_rellink_05

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