別件で、語研にある古い雑誌記事を調べていたときに目にした、文字指導に関する記事をご紹介します。スキャンの状態が悪くて、一部ひしゃげてしまっていますが、ご容赦。
髙橋義雄「筆記體T及びFの書順について」 『英語教育』1952年10月号(大修館)、pp.221-222
当時の指導要領で、いわゆる「筆記体」の大文字TとFの書き順について明記され、それに関する現場の教師たちの議論を、英習字の専門家が批評したものです。
髙橋義雄というお名前は、若林先生の本の中で英習字の専門家として言及されていて知っていましたが、英語の書き順はたいした問題じゃない、ってことをその先生ご自身が書いたものは初めて見ました。