たかがネット通販会社成り上がりのくせに、英語教育をかき混ぜるようなことをするやつが代表を務めてるので、なるべくなら使いたくない通販会社、○天から「パスワード初期化のご連絡」という突然のメール。このアカウントが第三者によって不正にログインされた可能性が判明したためという。
ついては、パスワードとともに、ユーザIDも変更しろと。で、ユーザIDは他人に知られないメールアドレス以外にしろと(そもそもメールアドレスに設定させたのはそちらでしょうが)。
気にくわないのは、最後に次のような文言が添えられていたこと:
※弊社からのログイン情報の漏えいは確認されておりません。
※お客様の会員登録に第三者がログインできた詳細は現状わかりかねます。
「確認されておりません」って、100%非がないようないいぶりだけど、「調べた範囲では」ということでしか言えないだろが。
そもそも、ここまで具体的な措置に踏み込んでおきながら、「わかりかねます」って何だよ。
どうも最近よく使われる「〜しかねます」って、引っかかるんだよなぁ。丁寧表現のつもりで使ってるんだろうけど、慇懃無礼にしか受け取れないのは、私の正確がねじ曲がっているから?
あまりの突然さと、内容の支離滅裂さが胡散臭いので、ウェブサイトを確認するも、それらしいお知らせは何も出ていない。が、ソースをよく見ても怪しげなサイトへ誘導するような痕跡はない。
仕方ないので、くだんの会社のサポートへ文面のコピーを添えて、内容の真偽と、もし事実なら具体的にどのような事象を持ってこのような措置に至ったのか教えてほしいと連絡すると、詐欺ではなく、確かにその会社の措置だという。
で、肝心の具体的情報については、「不正ログインの対象となった可能性があると判断を行った経緯についてはご案内できかねますこと何とぞご了承ください。」だと。
手短に、「とても了承できません」と返答。さて、どうなるか。
[その後]
反応だけはすぐに返ってきますが、コピペ臭プンプンな文章。で、決めぜりふは「いたしかねます」で、こんな感じ:
「不正ログインの対象となった可能性があることを検知し、今回の対応を行わせていただいておりますが、検知の理由等の詳細についてはご案内いたしかねますことご了承ください。」
押し問答どころか、暖簾に腕押しにもなってない、むなしい空回り。一応、こちらの言いたいことは下の通り伝えましたが、もうやめにしようか。時間の無駄だし。
「もし御社がそれほどセキュリティに配慮し、ユーザの保護に真摯な態度を取るのであれば、具体的にどのようなことが起きたのかユーザが知らされることがないまま、ユーザ各自がユーザ情報を注意深く管理できるようになりますか?
もしそのような情報を開示できないのであれば、きちんとした理由を教えてください。」
はぁ〜。