なんだあいつ、大阪行って遊んでるだけじゃん、と思われると困るのですが、今日から外国語教育メディア学会全国大会が開始されました。
ちゃんと朝の開会行事から出席、偉い(当たり前か)。
午前の基調講演は、The University of Hong KongのXuesong (Andy) Gao博士による講演。中国で日本語を学習する学習者が、日本を訪問することによってどのように日本に対するイメージが変化するかという具体例を豊富に紹介していました。
学会のテーマに関連するテクノロジーということについては、”Technology facilitates mutual understanding.”とおっしゃっていましたが、ネットを通じたデマや誹謗中傷の拡散など、同じくらいの弊害もあるという気がします。
それはそれとして、もっとも印象的だったのは、
“Politicians tend to divide people; we language teachers have responsibility to bring people together through language education.”
という締めくくりの言葉。当たり前と言えば当たり前ですが、何かと目先の実用的な目的ばかりが意識される中、このような役目を外国語教育が担っているんだという指摘は新鮮に聞こえました。
小栗先生らとコリアンランチしたときには、危うくマッコリ飲み始めて帰っちゃいそうになりましたが、なんとか踏みとどまり、午後の発表もすべての発表をしっかり聴き(偉い→当たり前)、いろいろヒントを得ました。
これから二つ目の基調講演の後、夜は懇親会です。