ボルチモアからシカゴへの国内線でのこと。出発前の機長のアナウンスがあり、おきまりの挨拶のあと、”By the way…”として、このフライトで定年退職するベテランキャビンアテンダントのご紹介。白い生花のコサージュつけてるので、お客様からもねぎらいのお言葉を、とのこと。
機内で機会をうかがっていたのですが、私のエリアの担当ではなく、結局シカゴに到着しても言葉をかける機会ないまま降りてしまいました。
シカゴでは6時間近くのトランジットだったので、空港内をふらふらしていたら、あのコサージュをつけたおばあちゃん(いや、失礼だけど、まさにそういうご年齢)が前から仲間と歩いてきました。
思わず歩み寄り、先ほどあなたの機に乗っていて機長のアナウンスを聞いたので言葉をかけたかったけど機会に恵まれずがっかりしていたところ、ここで会えてよかった、長年お疲れ様でした、とねぎらいの言葉をかけて握手することができました。これから仲間たちとねぎらいの食事に行くところだとか。偶然でも会えてよかったよかった。
日本ではあまり定年まで勤め上げるキャビンクルーって珍しいと思いますが、海外ではかなりの年齢でもやってる方は多いですよね。