『日刊ヘンナ乗客』2016年1月22日版
我先に乗らずとも充分席が空いてる昼過ぎの地下鉄が入線して来る。直前まで壊れたアシモみたく難儀そうに歩いてた、ゆうに還暦過ぎのおばさん２体、驚くべき機敏さで電車に合わせて横移動、止まった車両のドア前に二人並んで立ちはだかる。
注意する気にもならず呆れて静観していると、車内では高校生くらいの娘とその母娘が、降りられず困った顔して横によける。私と目があい母親は苦笑い。
娘は、「しんじらんないー！」とブリブリ怒りながら下車。
一方、２体の迷惑おばさんロボットは、目指した端席を獲得して満足げ。すぐに大声でゲタゲタ談笑開始。
あまりのやかましさといたたまれなさを感じ、私は車両移動。やれやれ。