またまた出鱈目・強引なやり方で性急な閣議決定するらしいということで、国会前で声を上げて反対の意思表示に出かけてきました。折しも、三日で1Gという制限に引っかかり、iPhoneが使い物にならなかったので、画像は撮ってません。
1時間ちょっと、声を張り上げて意思表示してきましたが、明日も授業あるし、商売道具をつぶすわけにも行かないので、そこそこで退散してきました。
感じたのは、全体的に年齢層が高いこと、組織力が希薄なこと、表現方法がばらばらなこと、です。
年齢層が高いことは、先日の九条の会でも感じたことですが、ただそれは一概に悪いことではなく、それだけ戦争経験に近い世代が強く危機感を感じているということなのかもしれません。時折「若者を戦場に送るな」というシュプレヒコールがかかると、我ながらハッとしました。そう、もう自分は若者ではなく(おいおい、当たり前だろ)、むしろそれを阻止する年配世代なんだってこと。
組織力は、こういう時代なので仕方ないことかもしれませんが、もう少し組織だった動きができれば、反対の意思表示としても効果的だったかなと感じます。一応いろいろな行動母体ごとにエリアがあって、それぞれのやり方で掛け声をかけて抗議を先導しているのですが、なんかこう、乗れるところと乗れないところがあって戸惑いました。
最初にいたところは、昔ながらの地味なコールで唱和しやすかった、私立学校の組合のようなところ。でも、時々マイク担当が変わると、ついて行けないようなコールがちらほらありました。もう少しシンプルなコールを繰り返した方が、声も集まりやすいし、効果的なんじゃないかな。
しばらく歩き、次に身を寄せたのは都教組系の団体が陣取るエリア。ここは、若手組合員が太鼓やドラを使って、サンバ風の軽いリズムに乗せてコールしていましたが、しばしば混じる「国民なめるな!」っていうくだりに引っかかりを感じて移動しました。なめられるだけの行動しかしてこなかったもんね、我々国民。
あとは、グルグル歩きながら、それぞれのエリアでかかっている声に唱和していました。個人的には、シンプルな抗議コールを口にしながら、ゆっくりとデモ行進するのが好みかな。
でも、そんなうちにも、強引な閣議決定がなされ、集団的自衛権を容認する憲法解釈変更がごり押しされて決まった模様。なんだか、やるせなさと怒りの複雑な心境。
かくなる上は、安倍内閣を引きずり下ろし、すべてを帳消しにして再出発するしかないか。それには、声を一つにする組織力が。。。