渋谷で行われた、九条の会発足十周年記念講演に行ってきました。帰りは何とか最終の特急に間に合い、会の盛会とこれからの平和を祈願して、「作」で乾杯。
参加者のほとんどは私の親の世代で、もっと若者の参加があればよかったのにと思いましたが、それでも渋谷公会堂を埋め尽くす参加者は熱気を帯びてました。
大江健三郎さんが設立の頃の加藤周一や井上ひさしの思い出を語り、池田香代子さんや澤地久枝さんが九条への思いと安倍政権の動向の危険さを訴え、会場は盛んに拍手が起こっていました。
個人的には、憲法学者奥平康宏さんの「積極的平和主義とか何とか言ってるが、平和には形容詞はいらんのです!」という言葉や、ビデオ出演した元内閣法制局長官阪田雅裕さんの「集団的自衛権というのは至って簡単な話で、要するに日本が普通に戦争が出来る国になってしまうと言うことです」という言葉が印象に残りました。
元内閣法制局長官という立場の人が、政府の最近の動向をきっぱり「暴挙」と断じるのは、言う側に相当気骨があるのはもちろん、そこまで切迫した状況であることを物語っています。
本題とは逸れますが、この「作」のラベル。ガンダムの「ザク」ではなく、サッカーのWC、「ザック」Japan応援企画なのでしょうか?
はて、普段あまり意識してなかったので、ラベルの違いに気づきませんでした(汗 また長谷川商店でじっくり観察してみます。