「狭いところ、ひと様を押しのけて通りたいなら、なんかひと言、言ったらどう?」
今日は大雨の影響でダイヤも乱れ、グリーン車も満席で、通路に立ち乗り。あとから乗ってきて、目を血走らせて空き席探す田舎っぺのオヤジ、無言でグイグイ私を押しのけて必死に前に出る。
なぜなら、後ろから見ると、ちっこいオバちゃんが乗ってる席が空いているように見えるから。
まあ、行きはヨイヨイというわけで、されるがまま通してやる。
オバちゃんが乗ってるのを見てガックリしたおじさんは、踵を返して戻ってくる。オジさんね、今度から、網棚したのランプをよく見ようね。緑のランプは乗車中だからね。
さて、帰りは強いよ。どかないよ。でもおじさん無言でグリグリ。まるで口がきけない幼児みたい。
そこで冒頭のセリフ。グリグリおじさんの返答は、「何言ってんだ、わけわからん」。
もうね、いいよ、早くあっち行って。