昨日は、AirPlayでYoutubeの会見映像をテレビに大写しにして、朝からじっくりと前川さんの記者会見を見ていました。
ふと、自分と同じ右ほほに前川さんもシミがあることを奥さんに告げると、「うん、でも前川さんは、よっちゃんみたいに声荒げたりせず、品があるから比べものにならない」とバッサリ。そりゃ、文科次官まで上り詰めた人と、ヤクザな大学教師を比べちゃいけません。
という戯れ言はさておき、この会見にはいろいろ大きな問題が取り上げられていますが、個人的に特に印象に残ったのは、映像の1時間目あたりから触れられている、前川さんに対する官邸とメディアが結託して仕掛けた工作について。強姦事件のもみ消しについての噂にも言及していました。
そして前川さん曰く、「もしこれと同じようなことが他の方々にも起こっているとしたら、それは大変なことだと思います。監視社会化とか警察国家化とか言われるようなことが進行していく危険性があるのではないか。あるいはさらに権力が私物化されて、第四の権力と言われるメディアまで私物化されるということになっていったら、日本の民主主義は死んでしまう。」
もともと左巻で、お上や権力の言うことを相当懐疑的にみている人物ならいざ知らず、事務次官まで務めていた行政のトップレベルの人物までもが、このような危険性を感じ、民主主義の危機とまで感じているというのは、相当深刻に受け止めるべきだと思います。