「改正」とは言うが、教師のブラック勤務状態に対する世論の批判をかわすための、姑息な小手先の帳尻合わせの「改悪」。
授業がない期間にどれだけ教師が充電したりたまった仕事をこなしているか、知らないわけでもなかろうに。これじゃ、「改正」後に教師はさらに追い詰められることになる。
先日フィンランドの教師と話をしていて驚いたのは、授業の最大・最小生徒数が決まっていて(うろ覚えだけど12〜32名だったか)、最大数を超える場合は担当教師には手当が上乗せされるそうだ。手当の多少はあっても、この制度は国レベルで決まっているらしい。
「そんなことを始めたら、教育予算が破綻する」っていう批判が出そうだけど、今まで破綻せず、教師の生き血を吸って制度を維持してきたことを認識すべき。